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Profile

東京都に生まれる。東京芸術大学声楽学部及び古楽科修士課程を卒業。卒業時にアカンサス賞受賞。2011年よりスイス、バーゼルのスコラ・カントルムに留学。バロック科修士課程、中世ルネサンス科修士課程を修了。その後別科にて中世鍵盤楽器及び声楽(オペラのレパートリー)を学ぶ。

国際古楽コンクール”Canticum Gaudium”(ポズナン、2013)第1位、国際古楽コンクール《山梨》第1位及び上原賞(山梨、2015)、国際ヘンデルアリアコンクール第3位(マディソン、2014)受賞。

2011年留学開始直後オーディションに合格し、フランチェスカ・カッチーニのオペラ《ルッジェーロの救出》主役アルチーナ役に抜擢され、バーゼル及びドレスデン(ゼンパーオペラ)で演奏する。その後主に古楽の分野でソリストとして多く活動。2015年にはイタリア人の女及びファントム役でシャルパンティエのオペラ《メデ》に出演し、主役マグダレナ・コジェナーと共演(マルコン指揮、バーゼル劇場)。

宗教曲ではこれまでにJ.S. バッハ《ヨハネ受難曲》、ヘンデル《メサイア》、ハイドン《天地創造》、メンデルスゾーン《詩篇42》等にソリストとして出演。

またアンサンブルソリストとしての定評があり、中世アンサンブルSollazzoに所属するほか、アンサンブル ジル・バンショワ(ドミニク・ヴェラール)やマラ・プニカ(ペドロ・メメルスドルフ)など著名なアンサンブルと数多く共演、CD録音などを行った。現代音楽初演も数多く行い、中世から現代まで幅広いレパートリーに情熱を注ぐ。

ヨーロッパ各地、日本国内を始め、USA、ブラジル、コロンビアなど数多くの国で演奏し好評を博す。2017年10月に帰国。東京を拠点に、更に国際的な活動を展開する。

これまでに三縄みどり、野々下由香里、ゲルト・テュルク、ドミニク・ヴェラール、ウルリヒ・メスタラーの各氏に師事。リュート奏者瀧井レオナルドとのデュオ ヴォクス・ポエティカでは、独自の世界観で聴衆を魅了。桜美林大学非常勤講師。

受賞歴

・第二回国際古楽コンクール “Canticum Gaudium”  第1位(ポズナン、ポーランド 2013)

・第二十八回国際古楽コンクール《山梨》 第1位及び上原賞(山梨 2015)

・第二回ヘンデルアリアコンクール 第3位(マディソン、USA 2014)

 所属アンサンブル受賞歴

​ Sollazzoアンサンブル (音楽監督:アンナ・ダニレフスカヤ)

 ヨーク国際古楽コンクール(ヨーク、イギリス 2015)

・ヤングアーティスト賞(最優秀賞)

・ケンブリッジ古楽フェスティバル賞

・聴衆賞

主な出演履歴

2017年

・モーツァルト《聖母マリアのためのリタニア》(KV195)(アーレスハイム、アンドレア・マルコン指揮)

 モーツァルト《戴冠ミサ》(KV317)(アーレスハイム、アンドレア・マルコン指揮)

2016年

・J.S.バッハ《ヨハネ受難曲》(アーラウ)

・ヘンデル《メサイア》 (アーレスハイム、アンドレア・マルコン指揮)

・​メンデルスゾーン《夏の夜の夢》、《詩篇42》 (アーラウ、メンデルスゾーンフェスティバル)
 

2015年

・シャルパンティエ《メデ》イタリア人の女及びファントム役(バーゼル劇場、アンドレア・マルコン指揮)

・ヴィヴァルディ《勝利のユディタ》ヴァガウス役(バーゼル劇場、アンドレア・マルコン指揮)

・ハイドン《天地創造》(バーゼル)

2013年

・G.L.ルリエール《クリスマスオラトリオ》第一羊飼い (バーゼル、リナルド・アレッサンドリーニ指揮)

2012年

・フランチェスカ・カッチーニ《ルッジェーロの救出》アルチーナ役 (バーゼル及びドレスデンゼンパーオペラ) 

2010年

・ペルゴレージ《奥様女中》セルピーナ役(東京)

・リゲティ《Síppal, dobbal, nádihegedüvel》 日本初演 (東京) 

Yukie Sato
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